妙高ゆきエビ
妙高ゆきエビは、富山県沖の海洋深層水と秀峰妙高山からの豊かな雪解け水にてのびのびと育てられ、薬品を一切使用せず、国内で稚エビから飼育された安心・安全なおいしい国産エビです。
使用されているシステムは、「日本初の屋内型生産システムISPS(農林水産大臣賞受賞)」。立地場所を選ばず環境にも優しいこのシステムにより、抗生物質など一切の薬品を使わない安全で高品質なバナメイエビの国内養殖が可能になりました。産業振興、雇用促進などの経済効果、食糧自給率の上昇にもつながる技術として、各方面で注目を集めています。
トレーサビリティ
トレーサビリティ(traceability)は追跡可能性とも言われ、物品の流通経路を生産段階から最終消費段階まで追跡が可能な状態をいいます。「生産者の顔が見える商品」と言いかえると分かりやすいかもしれません。
妙高ゆきエビは、政府発行の無菌証明書付きの稚エビの入荷、妙高での育成を経て、お客様の元へご提供するまでの段階がすべて明らかであり、商品のトレーサビリティを保証しております。
より一層の安全と安心のご提供のため、妙高養殖場の様子をライブカメラにて映像配信しておりますので、ぜひともご覧ください。
国内唯一の特徴
妙高ゆきエビは、「国内唯一の完璧なトレーサビリティを有したエビ」であり、各種法人・教育機関等の実験にも利用されています。
一切の薬品類を使用しておらず、外部からの不確定な影響もなく、生まれと育ちが完全に管理・記録され、孵化日まで遡って環境を調査・証明することができるため、実験に非常に適しており他に代用が利かないと、意外な方面からも高いご評価をいただいております。
新潟県妙高市
「妙高ゆきエビ」は、新潟県妙高市で生産されています。
妙高山の裾野に広がる妙高市は、四季折々の風情につつまれた美しい自然郷。さわやかな空気、おいしい水、肥沃な大地、そこからはぐくまれる農作物、そしてこの地域の住人が代々守りつづけてきた生活文化があります。現在妙高市は、すべての生命を安心して育む事のできる「生命地域(バイオ・リージョン)」の創造を目指しています。
「妙高ゆきエビ」は妙高山の豊かな地下水によって伸び伸びと育てられたエビで、新潟県の地域資源(「妙高のエビ」)に認定されています。
養殖場
実際の生産現場は、一見体育館を思わせる大型ビニールハウスの中となっており、外部からの病原菌を一切シャットアウトした環境で安全にエビが育っています。ハウス内部に入るには、長靴にはき替え、手を消毒することが義務付けられており、安全安心なエビの生産が行われています。
妙高ゆきエビに採用している屋内型エビ生産システム(ISPS)の技術は、「安全なエビ生産システム・プラントの開発」で平成21年度の産学官連携功労者の農林水産大臣賞を受賞しています。
屋内型エビ生産システムのご紹介
水質は微生物による浄化で徹底管理 | 波の力で省エネ循環 | 稚エビの育つ初期育成水槽 |
妙高ゆきエビ | 屋内生産により外部の病原菌を遮断 | 1槽600トンの本育成水槽 |